整体の意味

〜骨格のモット先は?〜

 整体とは文字通り体を整えることですが、さて、どこを整えるのか?患者さんはどこを整えて欲しいのか?施術者はどこを整えようとしているのか?曖昧な部分が多いのが、この整体というものではないでしょうか。
 施術後に、なんか軽い感じがする…、スッキリした…、痛みが楽になった…が、多数の方々の評価の基準になっていると思われます。
 骨格へのアプローチは、整体としてスタンダードなものであると周知されています。しかし、その先があって…骨格を整えた後の、次のステップほ筋力を最適化する(元々、自身が持っている本来の筋力)に、戻していく作業があります。これは、整体の作業と密接に関係しており、どの骨をどれぐらの力で、どの方向に動かすかが重要になってきます。
 それにより、患者さんが期待していた痛気持ちいい…とか、揉まれてスッキリしたなぁ…、ボキボキされて柔らかくなったなぁ…とは違いますが、体は施術後からググッと変化し始めます。変化は個人差がありますので、すぐの方もいれば、2〜3日後の方もいます。症状が固定化されてしまった方は、直後に痛みが戻ってしまうことも稀にありますが、かなり重症の場合なので、殆どの場合はこれに当てはまりません。
 筋力を適正化させるためには、神経伝達を見ていくことが必要になります。神経伝達の通常状態を例えるなら、「水道の蛇口から水が、ドバーッと出ている状態」です。骨格の歪みはその状態を低下させてしまい「水道の栓を絞ってしまい勢いが弱くなった状態」になっています。神経伝達の先には筋肉がありますから、その筋肉の筋力が一時的に低下してしまいます。筋力が低下すると、「骨格を支える力」、「関節を支える力」が低下しますから、一例としてはギックリ腰や寝違え、様々な各所の痛みが起き易くなります。
 骨格を整体することのモット先は、筋力の適正化です。それが、筋交いの様に働き、より骨組みをしっかり補強してくれます。骨組みと筋交いかしっかりすることで、整体が意味を成してきます。
 骨格の位置異常による筋力低下の状態での筋力トレーニングは、逆に筋肉を損傷させる危険性がありますので、まずは筋力トレーニングに耐え得る状態を(神経伝達の適正化させることによって)つくり、それからの段階でトレーニングしていくという順序が最良であると考えます。
 「骨格→神経→筋力」の順序が大事なのですが、その次に大切なのがあるのですが、それは何なのか?次回以降のお楽しみにしておいて下さい。

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