【1】RICEの法則

体を痛めてしまった時の対処法として、【RICEの法則】というのがあります。内出血の拡大防止・吸収促進のやり方ですので、参考にしてみて下さい。

R…Restの頭文字の「R」です。【安静】を意味します。痛めてしまった後はなるべく動かさず固定をして安静にです。
I…Iceingの頭文字の「I」です。【冷却】を意味します。腫れが出たり炎症が強い場合には患部を冷やし、炎症を最小限に抑えます。
C…Compressionの「C」です。【圧迫】を意味します。包帯やテーピングなどがこれに当たります。内出血の拡大を防止します。ウレタンやスポンジ素材を使用したりもします。
E…Elevationの「E」です。【高く】を意味します。就寝時の体勢などで、患部を心臓部より高く保ち、血液の過度な流入を防ぎます。

頭文字を合わせて「RICEの法則」になります。

【2】痛い時にやってはいけない⁈

カラダを痛めた時(急性期)に、やってはイケないことは?

①温め過ぎる…
例えば、血行が良くなるからといって長風呂したりすると、炎症が強くなり余計に痛くなることがあります。
②運動やストレッチ…
ムリに患部を伸ばしたり引っ張ったりすると、内部の組織に負担がかかることがあるので控えましょう。
③飲酒…
まさに、「火に油を注ぐ】の様な状態になりかねません。飲んでいる時は、痛みが弱くなっているかも…と錯覚させてしまうのがアルコールです。

以上、痛めた時(急性期)にやってはいけないことをピックアップしましたが、「とりあえずどうしようか?」となった場合に参考にして頂けたらと思います。
症状が慢性の場合は温めるケースもあったりしますし、足がツレたりした場合は、伸ばしたり引っ張ったりします。対処法が変わってきます。

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